Mt.6の歴史
明治44 年(1911) 、オーストリア武官テオドール ・フォン・レルヒ少佐によって高田連隊の青年将校にスキーが 伝えられ、これが日本のスキーの事始めとなり ました。そのわずか3 、4 年後の大正初頭には野沢、草津、妙高などでスキー倶楽部が結成され、各地でスキースポ ーツヘの関心が高まりました。
昭和23年(1948) 、草津・天狗山に日本で初めてのリフ トが建設されると、スキーが 一気に大衆レジャーとなって発展し始め 、志賀・蔵王・八方などがその牽引役として加わり、近代スキー の発展に寄与しました。全日本クラスのスキー 大会の開催はもとより 、FIS 国 際大会、インタースキー、そして記憶に新しい 98年長野オリンピック の開催（八方・志賀・野沢）など、主要な行事のほとんどがこの6 カ所のリゾートを舞台に行なわれてきたのです。野沢・草津・妙高・志賀・蔵王・八方、これらのリゾートの 共通項は、このようにウインタースポーツが発展する 中で重要な役割を担ってきた点にあります。
また、それぞれ がひときわ素晴らしい自然環境の中に位置し、温泉に恵まれていることもあって、四季を通じた保義地としても知られてきました。草花を愛でるトレッキング、秋の紅葉狩り、そ して温泉街やロープウェ イを中心とした観光・各種スポーツ。お年寄りからファミリーまで、幅広い年代の人たちによって、この6 カ所のクラシックマウンテンリゾートは愛され続けてきたのです。
近年、ウインタースポーツにおいてさまざまな流行が沸き起 こり、スキー場の 環境も様変わりしてきましたが、マウントシックスはこうしたムープメン トにもより敏感に反応し、さらに快適な場所として発展していきたいと願っています。しそて何よりも、リゾー トは文化であるということを忘れずに、質の高い、内容のあるサービスを展開していきたいと考えています。末長く、日本のベストであるために。